平成最後の冬

久しぶりにようやく書かせていただきます。
この冬は本当に良くも悪くも変な冬でした。
雪☃️が少ないのは、除雪作業は楽ができたが、雪というクッションがないから、空っ風のような寒さはありましたね。数字に出てこない体感的な寒さでした。
また、雪がまともに積もらない為に冬の間のかなりの期間は大地は土が表面に出ているという異常な光景。
これは、十勝の大事な部分に大きく影響してきています。
農業。通常、土の中で冬を越して春から必要とされるもの、秋蒔き小麦とか、川西の山芋とか、ジャガイモとかが雪で大地が覆われることで土の温度があまり下がらないようにというやり方をして、秋蒔き小麦はその間に春に向けてすくすくと成長の準備をするのが本来の姿。
ところが、この冬は、雪に覆われることがほとんどなかったから、土が凍れてしまい、新聞で読んだレベルでは、地中50cmくらい凍れたところもあるそうで、当然山芋やジャガイモは寒さにやられてしまい、商品にならない、とか秋蒔き小麦も成育が土の温度が低いからしない、春にどうなるか?想像出来ない事態みたいです。
ここは日本の食の大地ですから、大地の恵みが被害を受けると、この土地だけでなく、日本規模で影響が出ます。
それがとても心配でなりません。
昨年に続き、この冬も最寄り駅の除雪と清掃の仕事をさせていただいてますが、12月から3月までの期間で。
除雪作業の日より駅の清掃の日が多かったかな?みたいな。
雪☃️が少なかったのは十勝地方で、札幌の方などはそれなりに降りましたが。この冬の様子を朝と昼に写真で記録してました。こんな感じでした。
多分時系列に並べてみたつもりですが、例年のようにドッサリと雪☃️がある光景がないんですね。
更に雪どこ?みたいなものまでありますし。
今、現在も積雪はなし、道路も雪なし、夜にパラパラと降った?風で飛ばされて来た?のかわからないで朝にうっすらと白くても朝の9時過ぎとかには気温も上がり融けてしまいますから。たまに午後に突然雪☃️が降ることもありますが、一時的に過ぎないです。2月で自然に雪が融けて土や道路が見えるなんて、経験ないです、十勝に住んだ今までの中で。
やはり、何かが自然界で起きてるのでしょうね。
ここから先の季節、何事もなく平穏な年であって欲しいです。
2019.03.31

「とかち」の恵み。

十勝に移住し感じたこと、この土地や大地の恵みのことを自分目線で見て感じたことをお伝えします。 北海道らしい、と一番感じることができる場所、それが「とかち」だと思います。

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